お米券はお米以外にも使えるのか?他に何と交換できるのか?

お米券の使い方

お米券を手にしてもお米以外の別のものが欲しい場合があります。やはりお米券はその名前の通りお米としか交換できないのでしょうか?あまり知られていませんが、実はビール券のように他の商品とも交換できる商品券なのです。

お米との交換が公式なの?

お米券はやはりお米だけと交換する券なの?

公式には交換できるのはお米だけでしたが、お店によってはお米以外にも交換できました。

お店の判断でお米以外とも交換

お店によってお米以外の商品と交換できるのは事実です。

従来より、お米券の公式サイトやチラシなどでは、「精米、玄米、もち米と交換できる商品券です」と明記されていて、公式にはお米と交換する券だということが知られています。

確かに、お米屋さんに聞いたりするといつもその同じ答えでした。ところが、数年前に発行元の団体に問い合わせをしたら、「お米との交換が原則ですが、お店の判断で、お客様サービスとして他の商品との交換ができる場合もあるようです。お使いになるお店にご確認下さい」との回答が来ました。時代の流れで少しゆるくなっていったのでしょうか、それにしても曖昧ですね。

半信半疑で実際に試してみたところ、無事にお米券でカップ麺が買えました。コンビニのミニストップでした。お店次第というのは本当のようです。意外にも柔軟性があるようですね。

公式にはお米と交換する券のなのでしょうが、推測では、実際にはお米以外と交換しているお店も全国にたくさんあるため、徐々にそれを容認していったのではないかと思います。お米券を使う側としては有難いことです。

基本はお米を扱っているお店で交換

さて、お米券を使ってお米以外と交換できる場合ですが、お店によっては、お米が含まれていなければお米以外には交換できない場合もあるようです。その場合は、カゴにお米が入っていることで、他の商品の分もお米券で支払いができます。同じチェーン店でも各店舗によって異なる場合もありますので、実際に行く店に予め確認するのが良いでしょう。

お米以外と交換できる場合でも、やはりお米を販売しているお店というのが基本のようです。お米券を受け取ったお店はそれを発行元との間で精算できるルートが必要だからなのでしょう。

公式にお米以外にも交換できるの?

今では公式にお米券でお米以外にも交換できるの?

公式にお店の判断で何にでも交換できるようになりました。

お米以外にも公式に交換できる

今まで長い間、お米券はそれぞれのお店の判断でお米以外にも使うことができたようですが、なんと、2021年からは公式にお米以外にも使えるようになったみたいです。発行元である全米販の「ごはん彩々」というサイトでも、交換できる商品として、「お米」という表現に変わっています。

では、お米券が使えるお店では何にでも交換できるのでしょうか?どうもそうでないようです。公式にお米以外に交換できるようになったとはいえ、どの商品と交換できるのかはやはりお店の判断に任せられているようなのです。逆に、お店が良いと判断すれば何にでも交換できるみたいです。

とはいえ、実際のところ交換できるのは、多くのお店ではパックご飯やおもち、おにぎりやお弁当、他にはお米の加工品などのお米関連商品までではないでしょうか。それでも、お米だけというよりはかなり用途が広がった感じになります。

結局は何にでも交換できる

結局、公式にお米以外との交換が認められたとは言っても、あくまでもお店の判断というのが前提なので、こちらが望めば何にでも交換してもらえるということはなさそうです。きっと、今後もお米との交換だけしか認めないお店もあることでしょう。お米以外に使いたい場合には注意が必要です。

ところで、全くお米と関係していないものにお券使う場合とは、どんなところで何に使えるのでしょうか?よく耳にするのは、沖縄県内のタクシーで乗車代に使えるというものです。以前にテレビでも紹介されていました。実際に私自身も利用した経験があります。

また、タクシー以外でも沖縄県内では様々な飲食店で使えることが知られています。お米券の流通量が多い沖縄県では、ステーキ屋さんなどの飲食代、さらにはガソリンスタンドなどの給油などにも使えるのを目にしたことがあります。

全国的なのものでは東横インでの宿泊代金に使えます。私もお米券で宿泊したことがあります。ホテル東横インのホームページにも「金券で東横INNに泊まろう」というページがあり、お米券も明記されています。※東横インでの利用は2023年3月末で終了したようです。再開を期待します。

お米券がお米以外に使えるとはいえ、使えるお店はまだお米を販売しているお店が中心です。近いうちには、お米を全く販売していないお店などでもお米券が使える日が来るかも知れません。そうなればお米以外に使える可能性が増えていきます。個人的には、JCBギフト券やジェフグルメカードのように飲食店などで使えるようになれば嬉しいです。

実際のところ、精算のためにお米券の発行元との関係が必要なので、お米と直接関係ない場所ですぐに使えるようにはならないでしょう。カラオケとかエステとかで近々使えるということは難しそうです。

発行元が飲食店などを含め積極的に精算ルートを増やしていくならば、将来はドンドンと使える場所が増え、交換できる商品やサービスが増えるかも知れません。ひそかに期待しています。

お米券が使えるお店については、別の記事の「お米券が使える店はどこなのか?使えるのはお米屋さんだけなのか?」を参考にしてください。公式ネット通販でも使えます。

まとめ

今まで長い間お店の判断で非公式にお米以外にも使われていたお米券は、2021年に入ってから公式に利用範囲が拡大され、お店の判断によってお米以外の何にでも交換できるようになったようです。ただし、何に交換できるかはそのお店次第ということになりますので予め確認した方が良いでしょう。

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